天然ガス事業

地球に優しい貴重な資源

Natural Gas Business

国内では千葉や新潟など限られた地域でしか産出されていない天然ガス。「石炭」「石油」に比べ燃焼時の二酸化炭素発生量が少なく、地球温暖化が危惧される中、地球に優しいクリーンエネルギーとして需要が高まっています。さらに、「硫黄酸化物」「ばいじん」は一切発生しませんので「人と環境に優しい」と称されるだけの利点があります。
その貴重な資源である天然ガスを運ぶためのパイプラインの配管工事などといった公共性の高い事業が私たちの仕事です。

千葉県房総半島の地下に広がる水溶性天然ガス鉱床

千葉県茂原市を含むガス田は、南関東ガス田と称され、生産量、埋蔵量ともに日本の水溶性天然ガス田の中で最大の規模を誇っています。産出される天然ガスは、ほとんどがメタンでできており、一酸化炭素や硫黄分等をほとんど含まないクリーンエネルギーのため熱量が高く、効率的なエネルギーとして都市ガスなどに広く利用されています。
当社では関連企業の協力会社として、千葉県産の天然ガスを千葉県全域に安定供給できるよう、パイプラインの維持メンテナンスも行っています。

様々な分野で利用されている、生活に欠かせないヨウ素

千葉県房総半島の地下に広がる天然ガス層は水溶性天然ガス鉱床と呼ばれ、天然ガスと同時に地層水（かん水）も生産されます。その後、セパレーターと呼ばれる施設で天然ガスと分離されたかん水に、酸化剤を加え抽出したものがヨウ素となります。
ヨウ素の用途は、偏光フィルム・X 線造影剤・防かび剤など、医療用から工業用まで多岐にわたって使用され、あまり知られてはいませんが生活に欠かせない元素です。